レトロゲームとそうでないものの境目は、光学ドライブの有無だと思う。
光学ドライブの効果は絶大だったと思う。
ハードやゲームを爆発的進化させた。
容量を気にせず音楽や映像を詰め込めるのはすさまじい事だ。
光学ドライブで爆発的に進化したゲームハードはいまや光学ドライブを切り捨て始めた。
小型化するには光学ドライブが邪魔になる。
(宇宙世紀モビルスーツの歴史っぽい)
最近発売された、据え置き機/携帯機のニンテンドーSWITCHにも光学ドライブは搭載されない。
PSPはそういう意味で歴史の転換点に存在したハードだった。
小型光学ドライブが搭載されていた。
次の世代のVitaはフラッシュカートリッジになったのでその境目。
ところで、ジュブナイルという映画を見たことがあるだろうか。
見ていないなら是非見てほしい。なるべくネタバレは避ける。
未来から小型ロボット・テトラが来て、
PS2世代の小学生と一緒に世界を救う。
テトラのデータはテラバイトディスクという記録媒体に保存されている。
当時のPS2のメモリーカードは8メガバイトだった。
その当時からは想像もつかないすごい技術だったし、
テトラはテラバイトディスクが出て来る時代に生まれると本気で思えた。
(ジュブナイルを小学生リアルタイムで見れたのは小さな自慢)
実は2017年の時点で、テラバイトディスクはもうある。
SDカードの容量は1テラバイトを超えはじめた。
SanDiskが1TBのSDカードを発表—私のパソコンのメモリよりはるかにでかいhttp://jp.techcrunch.com/2016/09/21/20160920sandisks-1tb-sd-card-has-more-storage-than-my-computer/
テラバイトディスクはタバコの箱程度のサイズ。
SDカードはテラバイトディスクより小さい。
テラバイトディスクは光学ディスクっぽいデザインだ。
SDカードはフラッシュメモリーカードである。
たぶんSDカードはテラバイトディスクをもう超えつつある。
しかし、テラバイトディスクを超えた技術が現れてもテトラは現れなかった。
22世紀に入ってもドラえもんが来なかった事を思い出せば、何となく納得できてしまう。
過去に思い描いた未来とは違う形になったけど、技術は確かに進んでいる。
近いうち彼らに会えそうな気がする。
技術の進歩はめざましい。
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